■団体概要

 2008年、中原を中心として、東京学生英語劇連盟という団体を通して知り合ったメンバーで、プロデュース公演として始動。 個々の能力の限界まで挑戦することをモットーに、ストレートプレイの公演を続ける。
 2009年、生演奏のオリジナルミュージカルの第一作を発表。 それ以降、1年に一度、オリジナルミュージカルの公演を大ホールで行い、 コンスタントに1000人を動員。
また、小劇場でのストレートプレイの公演も続け、不条理劇やコメディ、ウェルメイド、翻訳劇など、ジャンルにとらわれず、新しい世界観に挑戦することを大切に活動する。
2013年、更にステップアップするべく、劇団として改めて旗揚げ。 「人の心を動かすのは、人の心」をモットーとし、演者が心から物語と役の生き方に寄り添い、戯曲の中の社会を生きることで現代の社会に作用していくことを信念として掲げる。 旗揚げ本公演として、福田義之氏作、「真田風雲録」を上演。 邦楽器洋楽器のコラボレーションと、オリジナル編曲、殺陣、歌など、 多ジャンルの表現を一つの作品としてまとめ、好評を得る。
「プロジェクト公演」と題し、舞台芸術の裾野を広げることを目的として、 役者・裏方など全ての部門において、経験者・未経験者問わず参加者を公募し、 公演を行う活動も続けている。 現在までの観客総動員数は約7000人。

■公演記録

2008年8月 もんもちプロジェクト(第一回公演) 『TWO×2』
脚本:成井豊 演出:中原和樹  @アトリエフォンテーヌ

2009年1月 もんもちプロジェクトR(第二回公演) 『Bank Bang(!) Lesson』
脚本:高橋いさを 演出:中原和樹@アドリブ小劇場

2009年8月 もんもちプロジェクトS(第三回公演) 『むだに過ごしたときの島』 
脚本・演出:中原和樹 @ラゾーナ川崎プラザソル

2010年9月 もんもちプロジェクトSS(第四回公演)『むだに過ごしたときの島』
脚本・演出:中原和樹 @江戸川区総合文化センター小ホール 

2010年10月 もんもちながらプロジェクト(第五回公演)『死のような死』
脚本:別役実 演出:鈴木拓 @乃木坂コレドシアター

2011年7月 もんもちながらプロジェクト2(第六回公演)『歌わせたい男たち』
脚本:永井愛 演出:中原和樹 @池袋GEKIBA

2011年12月 もんもちプロジェクトE(第七回公演) 『On The Way』
脚本・演出:中原和樹 @かめありリリオホール

2012年9月 もんもちプロジェクトまみんぐ(第八回公演)
『Overruled』脚本:ジョージ・バーナード・ショー 
『悪魔のいるクリスマス』脚本:在間ジロ 
演出:中原和樹 @阿佐ヶ谷アルシェ

2013年3月 もんもちプロジェクトA(第九回公演) 『絆の遊園地』
脚本・演出:中原和樹 @かめありリリオホール

2013年9月 もんもちプロジェクト本公演♯1(第十回公演) 『真田風雲録』
脚本:福田善之 演出:中原和樹 @ムーブ町屋 ムーブホール

2014年4月 もんもちながらプロジェクト3(第十一回公演) 『gappers!!!』
脚本:伊沢整 演出:中原和樹 @高円寺 明石スタジオ

2015年2月 もんもちプロジェクトG (第十二回公演)『Gamble-Tumble』
脚本・演出:中原和樹  @川崎市アートセンターアルテリオ小劇場

2015年5月 もんもちながらプロジェクト4(第十三回公演)『魔女ものがたり』
脚本:別役実 演出:中原和樹 
@パフォーミングギャラリー&カフェ絵空箱

2015年10月 もんもちながらプロジェクト5(第十四回公演)『邯鄲』(新潮文庫「近代能楽集」より)
      脚本:三島由紀夫 演出:中原和樹 @荻窪小劇場

2016年5月 もんもちプロジェクト本公演♯2(第十五回公演)『邯鄲』『卒塔婆小町』
      (新潮文庫「近代能楽集」より)
      脚本:三島由紀夫 演出:中原和樹 @両国 シアターXカイ

      

■イベント

2013年8月25日『もんもち5周年ライブ』@江古田buddy
2014年2月16日『もんもちながら2.5』@池袋 空洞

■公演以外の活動

外部出演『ドレミダダンスコンサート』@渋谷公会堂
主催:NPO法人AVA(All Volunteer Association)
共催:渋谷区 運営:東京表参道ライオンズクラブ 
第一回:2012年10月20日
第二回:2013年5月25日
第四回:2014年6月28日

もんもちLABO
短期間で名作ミュージカル作品に挑戦するワークショップ
第一回『ライオンキング』2014年8月20日~30日
第二回『美女と野獣』2015年8月3日~9日

新宿スマイル出演
2013年8月11日

■ジャンル紹介

"生演奏オリジナルミュージカル"
もんもちプロジェクトの公演の中で、最大規模の公演。毎回役者20~30名、ライブミュージシャン10名ほどが舞台上に乗る。 脚本は全てオリジナルで、見に来た人がより良い人生を過ごすためのきっかけとして、人生の中での核となる信念や想いを作品の中心に据えることが特徴。 また、演目の内容にあわせ、管楽器やアジア系楽器など、多様なミュージシャンを集めて公演を行っている。

【作品】

・むだに過ごしたときの島
(2009年8月初演 ラゾーナ川崎プラザソル、2010年9月再演 江戸川区総合文化センター)
初演、再演、子どもミュージカルでの公演など、一番上演されている演目。観客総動員は2000名ほど。人生において、忙しい時間、充実した時間だけでなく、 むだに過ごすという時間の大切さを認識する作品。むだに過ごしたときの島という架空の島が舞台のファンタジー。イタリアの作家、シルヴァーナ・ガンドルフィ作の、同名小説が原作。

・On The Way(2011年12月、かめありリリオホール)
 初めて大規模ホールでの上演となった作品。道の交差点駅という、架空の世界を舞台に、人生の岐路においての選択、そして過去と現在、未来における、  人が歩む道をモチーフにしている。東日本大震災をきかっけに生まれた楽曲「歩み」は、ラジオでも紹介される。観客動員1000人。

・絆の遊園地(2013年3月、かめありリリオホール)
 人と人の絆、そして家族の絆をテーマにした作品。この作品は、東日本大震災の復興支援の進みが取りざたされ、「絆」という言葉が溢れたことに対する想いから生まれた。  遊園地が喋り動くという、ファンタジー色の強い作品ながら、そのメッセージ性は強い。観客動員1000人。

・Gamble-Tumble(2015年2月、アルテリオ小劇場)
 カジノ法案可決からインスピレーションを得、日本カジノスクールに取材をして生まれた作品。東京オリンピック目前の、2019年の日本を舞台に、  東京のカジノと大阪のカジノの支配人の対決、カジノに働く人々の葛藤や迷い、決断が描かれる。カジノに相応しい豪華なブラス音楽に彩られながら、一度しかない人生を、  しっかり生きていくということに向き合う作品。観客動員900人。

"古典"
 本公演#1(2013年9月、ムーブ町屋)で、真田風雲録を上演。安保闘争を下敷きに、戦国時代の真田幸村とその仲間の人生を描いた作品で、和太鼓、ドラム、  アジアンパーカッション、筝、篠笛、ピアノ、ベースという、音楽面での越境も含め、現代のもんもちプロジェクトが歴史に挑戦した。
日本人としての人間ドラマと、  平成の現代人としての生き方との交流を体現し、戦国時代-昭和時代-現代という橋渡しを実現。群像劇として、評価を受け、劇評にも論じて頂いた。観客総動員800人。
 また、もんもちながら5(2015年10月、荻窪小劇場)では、三島由紀夫の戯曲に挑戦。三島由紀夫が能から着想を得、同時の時代に即した物語に書き換えた近代能楽集から  邯鄲という作品を選び、さらに現代に向けてアレンジ。邦楽オリジナル楽曲を作曲依頼し、コンテンポラリーダンスの要素を取り入れ、古典―近代―現代の橋渡しと、  日本的要素と西洋的要素の越境を目指すことで、現代の人々が向き合うべき、日本の姿を浮き彫りにした。観客総動員300人。2016年5月、両国シアターXというホールで、  近代能楽集からさらにもう一作品、卒塔婆小町を携え、邯鄲と二作品同時上演、邦楽オリジナル楽曲の生演奏(筝、三味線、篠笛、お囃子)にのせて再演が決まっている。

"不条理劇"
 もんもちながらプロジェクト(2010年10月、乃木坂コレドシアター)、もんもちプロジェクト5(2015年5月、パフォーミングギャラリー&カフェ絵空箱)にて、  日本の不条理劇の大家、別役実の作品を上演。戯曲の読解力や解釈といった、文学的な能力ではなく、役者としての感覚、没頭する力、そして会話力という、  高度な身体性を求められる作品群で、独自の世界観を作り出し、高いリアリティで作品を満たした。全て死をテーマにする作品で、生と死の隣合わせの不気味さと身近さ、  そして不条理さを的確に表現、好評を得る。観客総動員数300人。